神様の御心を受け入れるのは、時に難しいことです。しかし、真の目的を持って戒めを守り仕える時、神様は、私たちが自分の力だけで得られる人生よりも素晴らしい人生に導いてくださいます。
モルモン書で、「人が存在するのは喜びを得るためである。」と預言者リーハイは教えてくれました (2ニーファイ25:2に参照)。神様は来世だけではなく、現世でも私たちが幸せであることを望んでおられます。しかし、喜びを得るためには、私たちは真の目的を持って神様の道に止まることを選び、注意をそらすものを避け、選択の自由を賢明に行使しなければなりません。私たちがそうする時、神様は私たちの人生を永遠に祝福してくださいます。
中央若い男性会長会第二顧問として奉仕していたときに、ランドール・L・リッド兄弟はヤングアダルトに目的を持って生活し真心から行うことの大切さについて話しました。リッド兄弟は、喜びで満ちた人生を得るためには選択の自由を行使することを学ばないといけないということを思い出させてくれます。
リッド兄弟は次のような質問を考えるように勧めています。「私が日々の生活の中で焦点を当てているのは、この世のことだろうか?それとも、イエス・キリストだろうか?」「私が聖典研究をし、祈るのは、私が神様を愛していて、神様に近づきたいと思っているからだろうか?それとも、ただしなければならないからだろうか?」もし正直に答えられれば、こういった質問は、私たちの生活と物の見方を変えることができます。そして、このような変化は、この地上での喜び、そして永遠に続く喜びをもたらします。
リッド兄弟の考え深い(思慮深い)例の一つは、伝道に出るかどうかという悩みでした。リッド兄弟は自分が意識を向けているものを見直す必要、そして、それほど大切ではないと気づきはじめた、仕事や、その他の人間関係などという、注意をそらすものを避ける必要があったことを説明してくれました。最初こそ困難でしたが、伝道に出るという彼の決心は彼のその後の人生を祝福し、喜びで満たしています。
主の「道は、[私たち]の道よりも高[い]」(イザヤ書55:9に参照)ことを決して疑わないでください。真の目的を持って神様を求め、神様の命令を守ることによって、神様があなたに望んでおられる、豊かな祝福に満たされた幸福な生活を、あなたも見出すことができます。
「真の目的を持って神に従うことを選ぶとき、神が人生を豊かにし、高めてくださるということを常に覚えておきなさい」
ランドール・L・リッド兄弟の「目的をもって生活する―「真心から」行うことの大切さ」のお話を読む
ソース:LDS.org
ジェシカ・ポーター、モルモンインサイト
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リンジー・ウィリアムズさんが翻訳 、モルモンインサイト
ロドリゴ・スリアーニ